箱庭世界の「少女」たち


 『いちょうの舞う頃』は、投げました>挨拶


 『days innocent』『かえで通り - brandnew days innocent -』プレイ。
 前者は、睦月たち少女らの通う学校に、従姉妹の楓が編入して来ます。楓は神社で純粋無垢に育ち、睦月たちの触れ合いを通じて打ち解けて行きます。睦月たちの取り巻く周囲も描いてます。主人公が存在しないので、それらの風景を俯瞰的に見ていく形になります。
 とにかく登場の人物が、そしてそれらを取り巻く環境が優しいです。睦月たちも生き生きと描いていて、清々しい。浸りゲーと言われているようですが、本当にずっと浸っていたいと感じました。システムの影響もあり街が箱庭世界のようで、睦月たちはお互い労わりそして周囲に優しく見守られています。まるでさなぎの繭のような感じがしました。平凡な日常が続いて季節が過ぎて終了するので、達成感というものはありません。ただ心地よい余韻を感じさせる作品ですね。
 inspireの作品は独特の雰囲気を醸し出していると聞いていました。これは表現しにくいですね。とにかくやってくれというしかないですね。ちなみにシステムは本気で終わってます。バグとかはないのですが・・・入手困難ですので大変かと思いますが、皆様にやって欲しいと感じる作品でした。


 『かえで通り』は、『days innocent』の3年後を描いています。今回は睦月の招待で、睦月たちの街に尋ねることになります。主人公が入っても基本方針は一緒です。卒業してそれぞれ成長していて、それぞれの進路に進みながら街に留まっています。
 それでいながら睦月たちは、何らかの壁にぶつかっています。それは大人になる為の通過儀礼。それでも睦月たちはこの街に留まることでしょう。箱庭世界の繭から抜け出すことは、ないでしょう。それはとても大切なことだから・・・何故睦月たちが留まっているのかは、プレイしてからのお楽しみですwずっとこの世界に居たいよ・・・


 次は、Keyの『リトルバスターズ』に行きます。なんとなくこの作品が、私が最後にプレイする鍵の作品になりそうです。鍵のゲームでこの世界に入り、Keyに対しては、鍵っ子として思い入れは強いです。
 やはり好きなのは、ONE〜輝く季節へ〜Kanon>MOON.>CLANNAD智代アフターです。
 ONEは、自分が作った永遠の世界に段々と侵食される焦燥感が好きですね。Kanonは、雰囲気ゲーとして好きです。やはり世間一般の泣きゲーとしては、見てませんね。Kanonはプレイ後妙に印象的で、心に残りました。AIRは、やはり雰囲気ゲーかな?summer編が一番好きで、AIR編の出だしはエロゲーでも最高です。MOON.は、高槻最高!それとスノコ
 ええ不覚にも泣きましたとも。現在194本やってますが、『加奈〜いもうと〜』『家族計画』の3本で泣きましたね。蔵は、評価は高いけど自分には合わないかな?智代アフターは、前半は大好きです。後半は世間の評判は賛否両論ですが、私はそれもありかなという感じです。
 ここ最近のエロゲーの流れを傍から眺めていて、良くも悪くも1つの時代の終わりを感じさせますね。