やはり、中世は面白い

 ただいま日本史の通史を読書中です。いよいよ室町時代に突入しました。通商の所でふと気付いたんですが、室町時代どころか、既に鎌倉時代に為替制度があったとは、驚きました。それだけ、中世の産業が発達していた証拠ですね。現在の経済大国の繁栄の起因を信長から始まる楽市一座、兵農分離、宗教政策を経て、江戸時代の先物取引まで発明した産業だと考えていました。けれどもそれを行う下地が中世に既に出来ていた。勿論関所を始めとする悪弊などもあります。座などは、新規参入を阻害した部分もありますが、その産業の保護にも繋がり一概に否定する事は出来ません。
 RPGのゲームなどで中世の欧州は、華やかなイメージがありますが、実際はコレラなどが流行り暗黒の時代と呼ばれてます。(まぁ、その前のローマ帝国、その後の大航海時代が凄すぎたからという面もあるでしょうが・・・)それに、比べると封建制と荘園制が混在した時代。非常なカオスな時代ですが、面白い時代です。室町時代に一般的に伝統的な日本文化の多数は、出来てますし、非常に活気のある時代です。あまり人気のある時代ではありますが、一回本格的に勉強してみようかなと思いました。