でも、止まない雨は無い

 ちょこちょことプレイしていた『シンフォニック=レイン』の再プレイが終了しました。『Digital Picture Collection』などで、設定などをほぼ把握しての再プレイの方が面白いですね。
 決して過剰な演出を一切せず、淡々と物語りは進み、ほんの何気ない一言が意外な程の意味を持っていたりするなど伏線とみるべき個所が多いのが特徴です。トルタ、リセ、ファル、そしてアル。言葉に出来ないそして矛盾した思いを抱え、ぶつかり合う登場人物が奏でるシンフォニー(交響曲)。いつも雨が降っている音楽の街の雰囲気。
 そして、遺作となった故岡崎律子さんの物悲しいがどこか懐かしい、全てを抱擁するような優しい歌の数々。ユーザーに物語の構築、解釈等を委ねているので、各ユーザーにとっての『シンフォニック=レイン』があると思います。雰囲気と感情の機微を重視する私にとっては、至高の1つでした。『こなたよりかなたまで』『TALKtoTALK』『僕と、僕らの夏』に続く歴代4位で特別に好きな作品になりました。
 できれば4人のヒロインについて語りたい所ですが、完全にネタバレになるので止めときましょう。
 
 さて、次は枕の『H2O』に取り掛かりましょう。かなり嗜好の近い方が好きなようですし、他の私を知る人から好きそうだと言われてますし、その他に微妙にプレッシャーを感じていたりしますw夏季休暇が終わり、読書もしなければならないし、さすがに今月のプレイ進行はできないでしょう。ただ短いとか聞いたので、のんびりやりましょう。