2007年エロゲー総括


今年も残すところ2日なりました。皆様はどうお過ごししているのでしょうか。

1位:潮風の消える海に(light)
信者ですからw短編ながら若い4人姿を丹念に描いていました。脇役2人がナイス。で2人が主役の続編は?俺も海に飛び込みたいぜ。忙しい社会人には、短く纏まっている方が良心的ですね。
2位:絶対幸せ宣言っ!(eighthnote)
説教ライター万歳!テーマを極限まで追求した作品。色々考えさせます。「幸せ」の定義やそれに対する処し方も多種多様。状況でも変わっていく曖昧なもの。それが解っていても求めていく。登場人物の姿は読み応えありました。自分が評価している部分が、欠点であり長所でもあります。
3位:カタハネ(Tarte)
研ぎすまれたセンス。クライマックスに収束していく物語の構成とおそらく今年の中で完成度は一番。登場人物の様々な「想い」が爆発して、自分の感情が溢れました。Tarteに合掌。同じコンビで新しいブランドを立ち上げたので、次回作に大期待。
4位:リトルバスターズ!(Key)
様々な意味で「夢の終わり」を感じさせ、時代の終わりを感じさせました。あのKeyの主人公が奇跡にも周囲にも頼らずに、自分とヒロインを成長させる。Keyのお約束を崩壊させました。恭介始め男性陣最高!ヒロイン?空気?個別シナリオの纏まりが欠けるのが一番の欠点か?「俺たちは今、この瞬間だけをただひたすらに楽しむぜ、みんな準備はいいかっ!?」
5位:そして明日の世界より――(etude)
個別シナリオは、終わり。最初から覚悟を決めていた『こなたよりかなたまで』と違い、終わる「世界」に対してどうするか描いています。ですので等身大的で物語りに入り易い。このライターは、相変わらず「残酷」だが「優しい」物語を書くのは上手です。これからどう話が転ぶか?『こなかな』のように独特な雰囲気がないが残念です。
6位:Routes PE(アクアプラスPS2
相変わらず好きですね。CVもそんなに違和感がありませんでした。2人のライターのうち裏シナリオと最終シナリオを書いたまるいたけしさんの自省的なところが好きです。
7位:ひまわりのチャペルできみとMarron
とにかく楽しくプレイしました。笑いがパロディーでないことが好印象。


 総評:今年は絶対的な存在がなかったので、苦労しました。上位3作品が抜けていますが、順位の差もごく僅かでどこに重点にするかで変わってきます。積んでいる11月戦線の残り4つが終わってどう変わるか・・・


 ついでに今年プレイの順位


1位:ef - the first tale.minori
2位:遥かに仰ぎ、麗しのPULLTOP
3位:StarTRain(mixed up)
4位:潮風の消える海に(light)
5位:絶対幸せ宣言っ!(eighthnote)
6位:カタハネ(Tarte)
7位:リトルバスターズ!(Key)
8位:わんことくらそう(ivory)
9位:かえで通り - brandnew days innocent -(inspire)
10位:そして明日の世界より――(etude)
次点:ワンコとリリー(CUFFS)

 

 efは殿堂入り手前。「甘えているんではないわよ、お嬢ちゃん」のシーンは、毎週プレイしています。アニメ版の3章の設定を見ると、よほどのことがない限り5作品目になることでしょう。