A rainbow after the rain

何かを得ることで、何かを失ってしまう
例外などない
失われたものは・・・
もしかしたら、必要ないものだったのかもしれない
その事に気付くには時間がかかる
理解するには一瞬だが、それまで遥かに長い時間を使わなければならない
希望という名の翼を失った少年は
決して救われることのない旅に出ようとしていた
悲しみの雨を両手に受けながら
名残の空を心にとどめて
天かける虹の袂に
いくつものの未来を描く
決して終わらない
人生が終わるその日まで
この・・・雨に歌う譚詩曲を・・・(「雨に歌う譚詩曲」より)


 さすがに新聞では河合隼雄氏の記事が大きく扱ってましたね。まだ結構ショックから抜けませんね。季節感ピッタリだし、プレイしても1、2日で終わる長さなので、雨歌でも週末ゆっくりとプレイしようかと思います。それに死の喪失感から立ち直る様を描いた作品でもあるし・・・改めて自分には、かなり大きな存在だった方と実感している次第。匹敵する存在は、梅原猛氏ぐらいなものですね。