回る回る時代が・・・

 クリスマス前のこと。同い年の同僚と雑談してところ、ふと彼の甥のクリスマスプレゼントの話になりました。自分としては甥っ子は、野球をしているのでそれ関連のプレゼントを贈りたかったようです。ですが甥っ子本人に聞けばゲームが欲しいということ。ゲームをしてないと話に付いていけないらしいです。2人で俺たちの時代は考えられないことだなと2人で驚いていました。
 自分の世代は、ファミコンの創設期に当たる世代で、遊ぶにもゲームと外で遊ぶが半々ぐらいでした。どちらかが飽きたら他の方をやると感じでした。年齢が上がるほど外で遊ぶ割合は減りましたが、それでも遊んでました。ゲームをやるといってもやらない人間も、色々と茶々を入れたりワイワイとやっていました。私なんか親が厳しくファミコンを手に入れたのが小5とかなり遅かったですが、その前のゲームを持ってない時も特に違和感なく加わっていました。それとゲームの貸し借りが多かったですね。特定の人気のあるゲームも発売されてましたが、話題になることはありますが、持ってないと排除される風潮ではありませんでした。
 そんな世代から見ると隔世の感がありますね。確かに休日など近所を回っても、外で遊んでいるのは幼稚園生や小学校低学年ばかりで、高学年が遊んでいる風景はすっかり見なくなりました。家でゲームなどで遊んでるか、塾等習い事に忙しいのでしょう。時代が変わったと言えばそれまでですが、何か寂しい事と思います。