携帯文化

 今日の新聞の記事にありましたが、言葉を調べる時10〜30代の世代は辞書よりも携帯を使っているそうな。私も何か書く時漢字が解らない場合は、すぐ手元にある携帯で確認しております。意味とかの場合は、辞書ですが・・・この世代は中高生あたりから携帯を使っているので、辞書よりも使い勝手がいいようです。
 例によって慣用句などの間違いが指摘されてました。これはすぐ解らない言葉を辞書で探す習慣がなく、活字離れが激しく三多(看多、做多、商量多)の良い文章を多く読み、多く書き、多く考える(工夫)ことが絶対的に不足しているから起きる現象ですね。
 今週の朝のニュースの特集で携帯小説のことが取り上げられていましたが、女子高生の話の中に横書きの方が読みやすいと発言していました。日本語は縦書きで対応しているので、普通は縦書きの方が読みやすいのです。しかし、活字離れで携帯やパソコンを普段利用しているからこのような発言になったのだろうと推定しています。
 私もパソコンや携帯を使っていますが、趣味が読書なので横書きの文章を大量に長時間読むのは非常に疲れます。
  難しいことを頑張って挑戦して、達成しようとする意欲がない。難しいことをやるのは、非常に面白いと思うのですが・・・難しいとすぐ諦めて、安易で手軽なものに流れる。これも時代の流れなのでしょうか?